Ernährung in Deutschland
ドイツの食生活

market 1ドイツの市場
今も昔も市の主役は,地元の農産物と工芸品

スーパーマーケットに押されてか,南欧と比較するともともと人が自然体で集まって来るパルコ文化が弱かったのか,ドイツの市は元気がないし需要も少ない気がしてなりません。
新鮮で豊富な地域産の農産物の種類が多くないことなども理由かも知れません。しかし,ほとんどの町や村では,少なくとも土曜日,通常は週に2,3回開かれてはいるので,ドイツの生の生活を知る意味でもぜひ行ってみたいところです。
特にドイツや北ヨーロッパでは,農産物に振りかけられたあまりに多い農薬や化学薬品などに対抗するように,有機食品を求める人たちが増えているので,市ももっと復活するかも知れません。

町の中心かつ象徴でもある古い教会と周りの広場が残されている自治体などでは,市の文化が守られているようです。
大道芸人などがいると,さらに雰囲気が盛り上がります。
ただ,本当は農家直送ではなく,また安いわけでもないのに,ディスカウントスーパーと同じ生活必需品が無造作に並べられた演出に騙されてはいけません。

 

Freiburger Wochenmarkt Münsterplatz

freiburg market 1フライブルク(ミュンスター広場)の青空市

フライブルクと云えば,エコと環境,大学と学生,そして大聖堂と市場。
周辺のシュヴァルツヴァルト地方やフランス国境地帯の農産物は新鮮というだけではなく,スーパーにはない,効率重視だけではない,南ドイツの生活の様子が伺えます。
市場の半分は地域の農産物,半分は木工品や陶磁器など手工業の市です。

月-金曜: 7.30 - 13.30 h
土曜: 7.30 - 14.00 h

 

 

Hamburger Fischmarkt

hamburg fishmarket w640ハンブルク魚市

ドイツの内地では,みずみずしい新鮮な魚介類は望むべきもありませんが,ハンブルクは別です。
ドイツの数少ない港町の魚市。1万1千平米の市場には高級レストランのシェフから一般主婦,そして飲兵衛たちまで集まり,見て歩くだけでも楽しい雰囲気です。
雨風の中,港に高波が押し寄せても,市を閉めることはめったにありません。

毎日曜日: 5.00 - 9.30 h

 

Regensburger Wochenmarkt

alter kornmarkt w640レーゲンスブルク青空市

500年前から川沿いで開かれている市です。穀物の販売市や,一品一品異なる手作り品はもうありませんが,歴史的なソーセージ文化はしっかりと引き継がれています。
世界最古の焼きソーセージ(Bartwurst)屋さんでは,今日でもチャコール(木炭)で焼いて,付け合せはもちろんザウワークラウト(酢キャベツ)です。

Alters Kornmarkt
土曜日: 5.00 - 13.00 h

 

Ökomarkt am Kollwitzplatz Berlin

landarbeit w640コルヴィッツ広場(ベルリン)自然食品市

市場の雰囲気を左右するのも,環境や品揃えよりも,まず客層だと思います。国際的と言えば聞こえはいいけれど,見ようによっては度を超えた自由と寛容さを備えた雑多エネルギーにあふれているのは,やはりベルリン。名称はエコ・マルクトだけれども,時には不可解な香草やエキゾチックな野菜も。食べ歩きが目的の人は54メートル長の青空カウンターで休もう。

木曜日: 12.00 - 19.00 h

 

Mainzer Wochenmarkt

mainz wine festival w640マインツ青空市

気のせいか,マインツの方が,ライン河を隔てた向こう岸の州都,ヴィースバーデンよりも庶民的な感じがします。チロル地方の特産がマインツのスペシャリティーでもあるとは意外でした。
オイル,酢,オニオンにマリネードする珍しいチーズもあるそうです。

火,金,土曜日: 7.00 - 14.00 h

 

 

Gohliser Wochenmarkt in Leipzig

leipzig w640ライプツィッヒ青空市

東ドイツ時代から見本市や国際会議で有名だったライプツィッヒには,珍しい特産品も多いようです。バジル砂糖,花片塩,シー・バックソーン・マスタード,ペパーミント・シロップなど,分かるようで分からない食材が市場に並んでいます。そして内地なのに,魚介類も結構あります。

金曜日: 9.00 - 17.00 h