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winter tires w640さらに厳しくなったウィンタータイヤ義務化

ドイツでは冬季のウィンタータイヤ装着が義務化されていますが,実際にはどうなのでしょうか?
ドイツのウィンタータイヤ装着義務は,交通法規第2条に準じた,状況に応じた義務です。
道路の表面が凍っている(Glatteis),積雪で滑る(Schneeglätte),残雪で滑る(Schneematsch),などの状況で,走行中に自動車がスリップする可能性がある状態をいいます。そのような状況のときには,必ずウィンタータイヤまたはオールシーズンタイヤを装着しなければならず,ドイツ国外で登録されている車にも適用されます。
法規上は,タイヤの溝が最低1.6ミリとなっていますが,道路交通専門家は最低4ミリを推奨しています。
もし,そのような状況下でサマータイヤで走行中に捕まると60-80ユーロの罰金および罰点1点の減点が課されます。
万が一事故を起こした場合,対物保険は全額をカバーしませんが,損傷を与えた事故の被害者に対しては全額が賠償責任保険によって支払われます。

symbole m s autobildウィンタータイヤの品質を保証するアルプスのシンボルマーク

2017年の6月から,アルプスをシンボルとするウィンタータイヤ認証マークが導入されています。
これは,EUで統一されたウィンタータイヤの品質基準を満たしている認証マークで,将来的にはこの「アルプスと雪印」が付いているタイヤ以外は認められなくなりますが,過渡期として,2017年末までに製造された "M+S"(Matsch + Schnee: 泥+雪)タイヤも2024年10月31日までは使用許可されているので,従来のウィンタータイヤもしばらくは大丈夫です。

また,タイヤメーカーに強制するタイヤの品質と自動車への装着義務だけではない変更箇所として,これまではドライバーのみに課されていた責任を将来的には車の所有者も共同責任を負わなければならなくなるのでご注意ください。